糖質制限とは・・・
糖質制限とは、一日の糖質の摂取を個人の体重や、運動量を適切に分析し調整(制限)することです。
最近は流行りのせいか、目立たせたいのか、文の冒頭から“一日の糖質摂取量を70g〜120gを目安に調整しましょう“などと書き始めてるサイトをよく見かけます。
これだと、どんな人でも全員70g〜120gにしなくてはいけないみたいな感じに受け止めてしまいます。 ジムトレーナー監修、栄養管理士監修というサイトでも書き始めはこんな感じです。
↑↑↑の内容ですと、運動をほとんどしない体重40kgの女性に限定されるはずです。なのでそれ以外の人が取り入れてしまうと体に悪い影響が出る可能性があります。
それはなぜかと言うと、たんぱく質の一日の摂取量が 運動をあまりしない人 体重×0.8g〜1.0gとされているからです。この数値はあくまで推奨量とされこれ以上多く摂取するのが望ましいとされています。厚生労働省からは成人女性50g、成人男性60gと発表されています。
たんぱく質を消化吸収するために糖質が必要になります。
その黄金比が・・・糖質3に対してたんぱく質1だからです。
たんぱく質とは・・・
たんぱく質とは、皮膚や髪の毛、爪、内蔵、筋肉、人間の大部分がたんぱく質で構成されています。
なのでタンパク質が不足すると体を作る材料が少なくなるということになります。
ちなみにコラーゲンもタンパク質の一種です。
不足すると、爪が薄くなったり、肌が荒れたり、髪の毛にコシがなくなったり、筋肉が落ちてしまったりと、影響をあげるとキリがありません。
このような弊害がある以上、糖質制限は無知でやるとかなり危険なモノだとご理解いただけるかと思います。
特に美容に気を使ってる女性がやるものではないのです。
なので、一律に糖質量が記載されてしまってるサイトなどは信じていいのかもう一度、検討してみてください。
また、糖質を少なくしてしまってる食品も、主食にせずあくまで調整用と考えましょう。 この事実を知らない、お客さんに対して糖質が少なくできると宣伝し、糖質を減らすことの危険性を説明しないサイトなどはお客さんを“食い物にしている業者“と言っても過言ではありません。 というか、日本は売れれば、お客さんの健康なんてどうでもいいと思ってる業者ばかりでうんざりします。 たった一文で注意喚起してる素振りで、制限をして害がある事は、どこにも記載されていません。
そのうち、何か起れば“過度な糖質制限は健康に害を及ぼすことがあります“などと記載されるはずです。
何かあるまでは自分の会社が儲かればそれでいいと思ってる・・・
と・・・愚痴になってしまいまして申し訳ありません。
2022年7月に参議院選挙がありましたが、参政党なんかは食品のことを取り上げていました。1票入れたわけではありませんが・・・
既得権益は嫌いです・・・
話がだいぶそれてしまいましたが、正しい糖質の制限方法をおおまかではありますが記載しておきます。
糖質制限の正しい方法
ここで正しい計算方法を記載しておきます。
女性の場合(運動をあまりしない人)
たんぱく質:体重×0.8〜1.0g 糖質はその3倍
女性(フィットネスなど軽い運動をしている人)
たんぱく質:体重×1.1〜1.3g 糖質はその3倍
女性(筋肉をつけたい人/ハードにトレーニングをしている人)
たんぱく質:体重×1.4〜1.6g 糖質はその3倍
男性(運動をあまりしない人)
たんぱく質:体重×1.0〜1.3g 糖質はその3倍
男性(フィットネスなど軽い運動をしている人)
たんぱく質:体重×1.4〜1.7g 糖質はその3倍
男性(筋肉をつけたい人/ハードのトレーニングをしている人)
たんぱく質:体重×1.8〜2.1g 糖質はその3倍
これが1日の摂取量の目安になります。
決して、0gを目指したりしないでください。必ず体調がおかしくなります。
ちなみに糖質の適正摂取量は1日のカロリー摂取量の半分、2000kcalなら1000kcalを糖質で取ることになります。糖質のカロリーは1g、4kcalなので250gが目安となります。 ご飯茶碗が普通盛りで1杯約50gの糖質になりますので、1日5杯になりますが、当然、肉、穀物類にも糖質は含まれますので、それも考慮すると、1日の摂取量は3杯までになります。その他、甘味料の入った飲み物なども入れると、それ以下になります。 多くの日本人は糖質をかなり多く摂取している傾向にあり、通常の摂取量にするだけで大多数の人は体重が落ちます。
糖質制限をする前に、まず自分の一日の摂取量を把握することを、おすすめいたします。
脂質の重要性
脂質は1g、9kcalあります。当然取りすぎは肥満の原因になります。
でも全く取らないというのも問題です。
脂質の役割はエネルギーを蓄え体温を保つ働きがあります。
他にも、細胞膜やホルモンの原料になります。
これも0gにしてしまうと、ホルモンバランスを崩したり、体が冷えやすくなったりしてしまいます。
脂質は動物性油は控え、体にいい油を摂取するよう心がけましょう。
オリーブオイル、べに花油、えごま油、あまに油、魚の油などは体にいいとされています。
逆に、動物性の油(バター、ラード)などは悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化や心疾患、糖尿病、肥満の原因になるので取り過ぎに注意してください。
まとめ
糖質制限は、知識がないでやってしまうとかなり危険なものということは、本文でおわかりいただけたでしょうか?
特に美容に気をつけているのに、無理な糖質制限をしてしまってる人は、まるで意味がありません。
ネイルをするときに、爪が薄い、生理が決まって来ない、髪の毛が生えてこないなど、これが当てはまる人はかなり多いのではないでしょうか?
もう一度、今やってる糖質制限を見直して見てはいかがでしょうか?
世の中の、不利益な情報に騙されないでください。
健康は自分で維持しなくてはいけない時代です。
他にも山のように書きたいことはあります。もしよろしければ、このブログを拡散、ブックマークなどしていただけると助かります。
ここまで長々と読んでいただき、本当にありがとう御座いました。
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