安部元首相 銃撃事件後の日本について

投資

2022年7月8日、痛ましい事件が起きてしまいました。

安部晋三元総理が銃撃され命を絶たれてしまうという事件です。

皆さんが知っている有名人の方が、銃撃されるという事件が起きて、大変ショックを受けてるかと思います。

というか、全世界がショックを受けている状況です。

改めて、安部晋三元総理の影響力の凄さに感服しております。

謹んでお悔やみ申し上げます。

いままで日本を引っ張っていただき、本当にありがとうございました。

安部晋三の政策 アベノミクスに浮いて

このブログは金融、投資の流れを少しでも理解できるようみなさまにご助言できればなと思い作成しているブログです。

なので金融、投資の観点から影響力について見ていきたいと思います。

まず・・・アベノミクスとは、3本の矢を柱とする経済政策のことです。

1本目の矢・・・大胆な金融政策【デフレ脱却を目指し、2%のインフレ目標が達成できるまで無期限の量的緩和を行うこと】

2本目の矢・・・機動的な財政出動【災害からの復興、安全性向上や地域活性化、再生医療の実用化支援などに充てるため、大規模な予算編成を行うこと】

3本目の矢・・・民間投資を喚起する成長戦略【成長産業や雇用の創出を目指し、各種規制緩和を行い投資を誘引すること】

一応、あらためて思い返してみると、アベノミクスという言葉はなくなりましたが、今現状もこの政策で進んでるような感じですね。

1本目の矢にもありますように、大胆な金融政策(2%のインフレが達成できるまで期限なしの量的緩和)ということで現在も、日本は金融緩和されている状況です。周辺各国はインフレを抑えるために金利を上げたので、その差で大幅な円安が起こっています。

このまま金融緩和は続くのか?

円安のメリット・デメリットはみなさん想像できるでしょうが・・・

メリットは輸出する製品を安く設定できる、少し高くしても売れる。向こうからしてみたらお買い得時期みたいになるので、物が多く売れます。当然輸出関連だけでなく日本製品も売れまくります。

観光客も増え同時にお金も入ってくるということになります。

デメリットにつきましては、海外旅行に行ったときに消費が増える、交換できる外貨が少なくなる、当然、資源(ガソリン、天然ガス他)の値段の高騰、食材の高騰、輸入物資の高騰と結局のところメリット・デメリットがあり何がいいのかよくわかりませんが・・・

一番いいのは、その国に住んでる人が住みやすいかどうかだと思います。

急速に進んだ円安のせいで、資源上昇、食材の高騰でかなり、生活に苦しむ人も出てきてるのではないでしょうか?

2022年6月16日17日に行われた金融政策決定会合では、引き続き金融緩和を行うと決定されましたが、この会合の前の市場の見解はもしかしたら・・・見直しがあるかもという空気が出てきていました。

黒田晴彦総裁もこれまで繰り返していた『円安はプラス』発言を封印したことにより、期待は高まる一方でした。

当然、安部元首相も金融緩和推進派で黒田総裁と2トップで推し進めてきました。

が、この一角が崩れてしまい、政界のバランスが崩れ始めました。

安部首相銃撃後には、為替が円高の方向に大きく動きました。

一部のトレーダーは、金融緩和の修正の可能性が高くなり動いたものと思われます。

どちらかというと、そろそろ金融緩和を脱却させたい、麻生太郎側にパワーバランスが寄ってきたことになります。

金融政策を緩和すると起こること

これからもし、0.25%でも金融引き締めをするとどうなるのかというと、簡単に言うと円高の方向に為替が動きます。

今現在1ドル136円前後ですが、115円~125円くらいになるのではないでしょうか?

※あくまで個人的な感想です。

株式も安くなる方向に動きます。

これは、ちょっとした談話が出るだけでもその方向に動きます。

ですので、しばらく要注意となるでしょう。

まとめ

まとめというほどではないですが、為替で外貨を現状付近で買ってしまった人は要注意期間となります。ちょっとした情報も逃さず、政策金利に注意を払いましょう。

万が一の時のために逆指値とか損切りできる体制にしておきましょう。

株価につきましても、株安に動いてもいいよう対処をしていくことをおススメいたします。

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