人の脳は何百年、何千年も進化していないと言われてます。
また、人に関係する悩みもまた幾年月も変化していないのです。
その証拠に有名な著書『孫子の兵法』があります。
その愛読者:マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ、フランス革命期の軍人ナポレオン、三国志の曹操、武田信玄、徳川家康、ソフトバンク孫正義と、著名人が名を連ねます。
当方は昔からこの書籍に興味があり、読むまでは戦法、陣形などの戦術が記されてるものだとばっかり思っていましたが
その内容は、軍人、兵士の扱い方が主に記されているのです。
ゆえに、いつの世も人間関係が悩み、そして会社の経営の肝だったりするわけです。
その最も基本となるものをお話していきたいと思います。
まず己を知ること・己を知ることの意味
著者が思う人間関係の最も基本となる重要なことは、己を知ることだと思います。
これが最も難しく、理解をするとすべてに役立つ基本となります。
人間関係において、己を知ることとは・・・
相手が自分に持っているイメージを知ることです。
その中で、自分のイメージで、相手に発言した内容に対して、相手がどう受け止めるか?
どう感じるか?が決まってくるのです。
皆さんは、こんな経験はありませんか?
相手をホメたつもりが嫌味にとられてしまった。
優しさで言ったつもりが、伝わらない。
誰と仕事がしたい?という質問に自分が出てこない。
気を使ったつもりが迷惑がられてしまったなどなど・・・こういうズレは上げたらキリがありません。
これは相手が自分に持っているイメージが自分が相手に思われてるイメージとズレているからです。 このズレがあると何やってもうまくいきません。
このイメージはほとんどの人が理解できていません。
相手が思ってる自分のイメージとは?
著者が数年前に会社員として働いていた時のお話をいたします。
ある日のお昼、その会社の社長と少し気の弱い後輩君とお昼ご飯に行くことになりました。
事務所から歩いて10分くらいの蕎麦屋に向かっていると、
後輩君が 『事務所に財布を置いてきてしまったので戻る』 と言い駆け足で戻ったのです。
私は、歩いてそのまま蕎麦屋に向かおうとすると社長が・・・
『待っててやるのが優しさじゃないのか?』と投げかけてきました。
私は、その社長のイメージが全社員共通で怖いイメージを持っていると知っていたので
社長に『いやいや、そこで社長と自分が待ってても後輩君にプレッシャーを与えるだけですよ?
なんなら後輩君の第一声は ″すいません″ だと思いますけど・・・』と言いました。
後輩君が戻ってくると私たちが足を止めて待ってると はッ と気づき慌てて走ってきたのです。
″すいません″といいながら・・・
そのあと、慌てた後輩君は何もないコンクリートの地面でつまづいてしまい、膝の皿を割る大けがをしてしまいました。
私は普段、こんな風に言い返したりはしないんですが、たまたま社員の社長に対する不満だったり、個人的に不満があったりして、ちょっと社長ともめていた時のできごとです。
これは一例でありますが、こうすることが優しさって決めつけて行動することが多いですよね?
私はこれを 優しさの押し付けって言ってます。
まとめ
皆さん相手が自分に持っているイメージの重要性をおわかりでしょうか?
相手が自分をどうイメージするかによって、自分が1つ何かを伝えるとどう思うか、1つ行動するとどうとらえるか、どう感じるのかがわかるようになってくるのです。
そうすると最小の行動で最大の効果がえらるようになります。
長くなってしまったので、このお話はいったんここまでとさせていただきます。
皆さんに興味をもたれ閲覧数が増えれば、この続き、細部の内容、応用編など書きたいと思います。
とりあえずはいったんこれにて・・・
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