昔から、コラーゲンは肌に良いとうたった商品がありますが、本当でしょうか?
コラーゲンを多く含む食材、ドリンク、栄養補助食品がいまだに販売されてますが、皆さんはどう思いますか?
コラーゲンとは?
いまさらですが、コラーゲンとは人間の、骨、血管、皮膚の弾力、シミ、シワ、関節、髪の毛といろんな部分に存在してる物質です。
その主な働きは、体の構造上、絶対必要なたんぱく質の1/3を占める成分で細胞と細胞を結ぶ働きをしています。
コラーゲンは、魚の皮やフカヒレ、鳥の手羽先、豚足、牛すじ、豚骨ラーメンのスープなどに多く含まれていて、私たちがコラーゲンを食べると体内の消化酵素によってアミノ酸やペプチド(アミノ酸の集合体)に分解され、吸収されます。
コラーゲンの吸収、生成
最近では、低分子コラーゲンとか、コラーゲンペプチドなどが人気のようですが、コラーゲンが体内に吸収され、アミノ酸やペプチドに分解され、体内で再びコラーゲンに生成されるかは個人差があるようです。
個人差があるというのは、一定の量しか生成しないということです。
よーするに、体内にタンパク質として吸収されてしまいコラーゲンとして生まれ変わるのは一定量となります。
なぜ良い意見と悪い意見があるのか?
よく、弊社の調査の結果、研究の結果と記載があり良い効果が得られましたなどど記載があります。
今の世の中、食事制限のダイエットや、置き換えダイエット、プチ断食などあり男性も女性も過度なタンパク質不足となっています。
タンパク質は、運動しない人で体重×1ℊ必要と言われてます。
45㎏の女性なら45ℊ・・・
ご飯1杯(150ℊ中)・・・3.8ℊ 鮭切り身(80ℊ中)・・・18ℊ 味噌汁1杯・・・1.5ℊ
鶏むね肉(80ℊ中)・・・15.6ℊ ほうれん草の胡麻和え(小鉢82ℊ中)・・・3ℊ
冷奴(100ℊ中)・・・6ℊ たまご1個(60ℊ中)・・・7ℊ 納豆1パック(50ℊ)・・・8ℊ
パスタ1人前(90ℊ中)・・・11.7ℊ(ただし単体だと半分)
運動する女性体重45㎏なら67ℊ~90ℊ必要になります。(1.5~2倍)
ちゃんとした、食事をしてる人を調査しているなら納得いきますが、〇〇代男性1500人、〇〇代女性1500人を調査し・・・と普段からタンパク質不足の人が多いならいい結果になるのは当たり前です。
ただし、100%間違いとも言えないのが現状です。
論文を読んでみても、効果あり、効果なしと双方とも多数にあり、判断に困る状況です。
コラーゲンの副作用
コラーゲンの1日の摂取量は5ℊ~10ℊです。
コラーゲンの含まれる食品は高脂質のものが多く、逆に肌荒れ、ニキビができるなどの報告もあります。
腎臓が弱い人は、排尿が上手くいかなくなりむくみや頭痛の原因にもなります。
というか・・・コラーゲンはタンパク質なのでプロテインの方が制限がなくて良い気がしませんか?
じゃあ肌を綺麗にする栄養素は?
ずばり・・・タンパク質とビタミンC、鉄分でしょうか?
ビタミンC・・・
コラーゲンの形成)ヒトの総タンパク質の約30%を占めるコラーゲンも合成に関与します。
コラーゲンが正常な三次構造を形成するためにそのペプチド鎖中に多く含まれるプロリンとリジンが水酸化される必要があります。この水酸化を触媒する酵素は鉄イオンを必要としますが、その還元にビタミンCが必要になります。
タンパク質、ビタミンC、鉄分の組み合わせは体内への吸収率がアップするといわれています。
要はビタミンCがコラーゲンを生成するスイッチみたいなものになってるみたいです。
まとめ
いろいろ調べてみた結果ですが、今のところコラーゲン、プラセンタなど効果が明確になってるものはありませんでした。効果がある様に見せかけてるものは多数あります。
食品に関しては、コラーゲンに対して不明瞭な部分があるので個人の判断で決めていただければいいと思います。
※ちなみに、論文を読みあさってる中でコラーゲンを取るとコラーゲンの生成を促すような論文がありましたが、今の段階は信用度:低~中 程度のようです。
ただし、この内容を読んでいただければ、最低でも肌に直接塗って効果があるはずがないですよね?
だって、トレーニングしてるからって肌にたんぱく質塗ってもマッチョにはならないですよ?
あくまで胃の中の酵素で分解して初めて効果のあるものです。
みなさん、世の中の情報に騙されないようにしましょう・・・
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